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2024.4.9 害虫駆除の社会的立ち位置(営業部)

今回は害虫駆除が日本において社会的にどの位置にあるのかを
確認したいと思います。
害虫駆除のことを英語ではペストコントロールと言います。

ペスト(Pest)とは13~14世紀にヨーロッパで大流行した伝染病の名前です。
現在では「害虫」や「有害生物」「やっかいもの」など幅広い意味で使われるようになり、
これらを制御するという意味でペストコントロール(Pest Control)が使われるようになりました。

アメリカやヨーロッパでは実は日本以上のペストコントロール先進国であり、
社会需要や市場規模が格段に大きいです。
技術者の社会的地位も「食品・生活環境の安全を守る重要な職業」として、
ヒーローのような職業です。

このペストコントロール業界ですが、ついに日本でも注目され始めています。
きっかけは2020年のコロナ大流行です。
爆発的に感染が広がり、各地で集団感染が発生しました。
その際に感染者の感染場所や濃厚v接触者の接触の可能性のある場所の
消毒作業が実施されました。
その時に注目されたのがパスとコントロールの消毒作業です。

その後、これらの活動が社会的に認められ、
令和6年4月1日に日本標準産業分類に追加をされることとなりました。
今までは「その他の建物サービス業」にくくられていましたが、
ペストコントロール業となり、「主として人間にとって有害な生物等(害獣・害獣、最近、ウイルス)の
防除・駆除・消毒を行う事業所」として法的に認知されました。

これによりますますペストコントロール業界の市場規模は拡大すると予想されます。
業界の成長に伴い、必ず成長できる魅力ある職業だと言えるでしょう。