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2022.7.26 コバエ発生!原因究明(営業部)

皆様、こんにちは。
今年はあっという間に梅雨が明けてしまいました。
記録的な早さだそうです。
ですが、急に明けたからか湿気はまだまだ残り
湿度が高い状態です。

この状態になると大量に発生してしまうのがハエです。
今回はハエの生態について、その中でも衛生問題に関係する
チョウバエについてお話ししていきます。

チョウバエは見た目では4〜5mmほどでハートが逆さまになったような形をしています。
元々は湿気の多い場所、沼地などで生息をしていますが、
それが一般家庭や飲食店に入り込んでしまいます。
そして、繁殖をしていくのです。

家庭ですと台所、洗面台、浴室、トイレなどです。
飲食店の場合もグレーチングやグリストラップなどに生息をします。

チョウバエの幼虫は卵から蛹の期間は半水中で生活をするため、
水が必要不可欠です。
そしてその水は上水道の綺麗な水では繁殖できず、
スカム(ヘドロ)などの古い水が必要です。

成長のスピードも早く、
卵から役2週間で成虫になり、そこから繰り返し卵を産み続けます。
多いものでは一生に200個ほど卵を産みます。

それがまた2週間後に成虫になり卵を産み始めるのです。
あっという間に増えてしまうわけです。

チョウバエの侵入を防ぐことは難しいです。
人の出入りで簡単に侵入を許してしまうからです。
私たちにできることは、住みにくい環境を作ることです。

新しい水には繁殖できません。
それを利用して、まずは水はけの良い環境を用意し、それでも溜まってしまう場合は
小まめに清掃することにより清潔な状態を保ちます。
また、排水溝なども定期的に清掃する必要があります。
見落としがちなのが、排水溝のレールやグリストラップの蓋の裏です。

それでもチョウバエが増えてしまった場合は、応急処置では解決できな場合がほとんどです。
まずは弊社へご相談ください。
駆除現場に合った的確な駆除方法をご提案させて頂きます。