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2022.10.18 秋に実施したい家庭内の害虫対策(営業部)

害虫の代表格といえばゴキブリ。

ゴキブリ対策というと、噴射タイプの殺虫剤や「ごきぶりホイホイ」のように捕獲するものなどを用意する、というイメージをもっている方は多いと思います。確かにそれも大事なのですが、実はそれ以上に大切なポイントがあります。

これは、ゴキブリだけに限らず蚊やハエなどの害虫の多くに言えることですが、家の中に入ってくる穴を塞いで侵入経路を遮断することが対策の基本です。殺虫剤や捕獲剤などは侵入された後の対策に過ぎず、まずは「侵入させない」ことが重要です。

私たちの住まいには、想像以上にゴキブリがいとも簡単に入って来られる穴が存在しています。住居のどんな穴をチェックしたら良いのでしょうか?

ゴキブリは、上下水道に通じている穴によって侵入してきます。具体的には、洗面所やキッチンのシンク、洗濯機やお風呂の排水口、トイレなどが挙げられます。

例えば、洗面所やキッチンのシンク下にあるパイプです。

これがU字パイプでしたら、ゴキブリの侵入を防いでいることになります。これは、パイプの途中に水をためることで、上がって来られないようにしているためです。

しかし、新築など穴に水がたまっていないときは、ゴキブリが侵入してしまいます。 このように、常に水をためることでゴキブリの侵入を防げる場所はまだしも、洗濯機やお風呂の排水口となるとそういうわけにはいきません。水が流れていないときは侵入しやすい状態、と考えていいでしょう。

さらに、排水管を通すために床などを開けた穴には隙間ができていませんか?ゴキブリは狭い隙間でも入ってきますので、穴と排水管の隙間はパテなどを使ってしっかり塞いでおく必要があります。

通気口や換気扇など空気を通すための穴も、ゴキブリにとっては侵入経路のひとつとなります。しかし、これらの穴を塞ぐわけにはいきません。ホコリや油汚れを防ぐことが目的で販売されているフィルターは、網目が細かいことからゴキブリの侵入対策にもなります。

玄関や窓も塞ぐことが不可能な場所ですが、こちらもゴキブリの通り道です。大きいだけに難しいのですが、ドアを開けっ放しにしない、窓は網戸を活用する、玄関や窓の周辺にゴキブリが嫌がる忌避剤などを利用して近寄せない工夫などが大切です。

ここまでやっても限界があります。

侵入を100パーセント防ぐのは不可能です。

入ってきてしまったもの、中で生息しているものは駆除をしなければいけません。

どうしてもお困りのお客様にとって我々は最後の砦です。常に完全駆除を目指して精進していきます。